脳出血後のリハビリについて

投稿者: | 08/03/2020

脳出血にかかり、好き嫌いとは無関係に筋トレをする羽目になってしまった。メイプアップは効果なし?

正確に言えば、後遺症で、右手首と右足首と発音にマヒが残る。ところが厄介にも、それが起きてしまうと、該当部の筋肉を適切なタイミングで脱力させられなくなる。ここが人間とロボットの大きな違い。例えば、某社の〇シモは、試しに全電源を切ってしまうと、立ち続けていられなくなってクラゲのようにグニャグニャになってしまう。

何故かというと、決まった位置に頭や手足を保持し続けるのにも、多少の電力が必要だからだ。私達もその苦労をしているのだが、物心つく前の段階なので、覚えていないだけ。

その証拠に、スケートとかスキーなどを始めるときには、普通に立っているのさえ満足には

できない。当然だが、当人にもう記憶があるため、「最初は苦労したな」と笑い話になる。

しかし、脳出血経験すると、当人の今までの経験が瞬時にリセットされてしまう。

体に再び覚えさせるのには、長く苦しい反復訓練が必要で、ここまで長々と説明して来たが、やっと本題に入れる。脳出血後のリハビリにも、筋トレは不可欠で、筋力の鍛錬も必要なのだが、それよりは常に硬くなっている筋肉を緩(ゆる)めるというのが主眼だ。

少し詳しく説明すると、足を見ても丸わかりだが、人間は飛び上がるとか跳ねるのが生存に

直結するため、蹴り出す方向に力を入れやすいように、進化の過程でそうなっていった。

その代わりに足で、つま先の方向を変えるのを選んだ。そうしておけば、余計な筋肉を育てなくても済み、飢餓状態の生存競争に有利だからだ。わかりにくければ、自動車のギアのロ数は多いのに、後退は一段しかないのに似ている。後進して方向を変えた後、改めて前進すればよいだけだ。人間はロボとは違い、一回体にしみ込んだ力の抜き具合を反復運動で取り戻す必要がある。そうでないと滑(なめ)らかに歩けず、ぎくしゃくとした動きになってしまう。今リハビリで一番困っているのがそれだ。